[ガーナ再訪記9]校長先生への挨拶 ~緊張と感謝

移動中にスーツ/ネクタイに着替え、いよいよアディドメ高校の現校長先生と副校長先生との面会。今回のガーナ訪問で最も緊張する瞬間である。

私がアディドメ高校を去ってから二度校長先生が代わったとのこと。現校長のG校長は当然私のことを全く知らない。G校長は私の自己紹介やガーナの再訪の目的を聞きながら私の教養と知性を値踏みしている。

「中学英語で通じる英語」「英語コミュニケーションは〇〇語で十分」といった書籍やテクニックをよく見る。それらは正しいと思うし、シャイで完璧主義な日本人にはこの手の心の拠り所があった方が良い。

しかしそれは、ビジネスなどの真剣勝負の場では通用しない。お互いのバックグラウンドが分からない初対面、「信頼たる人間か」「能力のある人間か」を評価する手段は「言葉」だ。文法的に正しいかどうか、話のロジックは正しいか、理解させようとして話しているか、その個人のスキルや経験が「言葉」という尺度で評価される。初対面の人間に「英語が不得意な〇〇さんの専門性は高いと『推測』されるから言葉は見て見ぬふり(聞いて聞かないふり)しよう」という寛容な人はそういない。

特にインド(英語・ヒンドゥ語)、フィリピン(英語・フィリピン語)、そしてガーナ(英語・各種ローカル語)といった「公用語は英語だが生活では他の言語」を使っている国にこの傾向は強いと思う。

厳しそうな校長であったが、会話の中である程度の信頼を勝ち取れたのではないかと思う。30分くらいして翌日(10/14)のイベントの話になった。事前にE氏を通じて私の希望を伝えておいたところ、プログラムを用意してくれていた。非常にありがたいことである。

アディドメ高校のG校長と副校長との面会も無事終わり、少しだけ高校の様子を見てみる。18年前と全然違う!窓のある校舎なんて数えるほどしかなかったが、今は二階建ての校舎まである! 翌日に校内見学が予定されていることもあり、好奇心を抑えながらアディドメ高校をあとにした。

cof

<現在>用意していただいた10/14のプログラム。

cof

<現在>校門が立派になっていた

cof

<現在>新しく建てた校舎ばかりでビックリした。

cof

<現在>窓のある校舎ばかり。18年前には考えられない光景

img_0122

<協力隊時代>屋外職員室、通称サマーハット。授業の準備はずっとココでしていた。その面影は今はない。

Next→[ガーナ再訪記10]住んでいた長屋 ~蘇る思いで