ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記21]先生方への挨拶 ~即席キューブ教室が始まる

協力隊時代のアディドメ高校の教員数は20人強。慢性的な人手不足で、各先生方はフル回転で授業をこなし、かつ大学の実習生を受け入れたりしながら何とかやり繰りをしていた。私自身も1年目は30コマ/週、2年目は24コマ/週の授業を行っていた。今思い...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記20]恩師との再会 ~思い出したアドバイス

「良かったことも悪かったことも、アディドメでの経験を日本の家族や友人にたくさん話しなさい。そしていつか帰ってきなさい。」 二年間の協力隊の活動を終え、最後にM元校長に挨拶行った時に言われたアドバイスだ。 このアドバイスを受けて帰国後にアディ...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記19]病院訪問 ~医療の輸出

私は人文系(歴史や文学)というよりも自然科学系(物理や生物)である。だからE氏が進路で迷っていた際にも自然科学系の技能が身につく進路、特に医療系を強く勧めた。私の話を真面目に聞いてくれたE氏、カヌーを漕ぎ続け看護の大学に進み、今は立派な看護...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記18]ガーナの朝 ~規則正しい生活

協力隊以前の私は実験や論文準備に追われて研究室に寝泊まりする典型的な理系人間であった。 しかしガーナに赴任して以来、一年を通じて同じ時間に就寝・起床する規則正しい生活を送るようになった。電気のない夜、アルコールランプの下で本などを読んでいる...
ゴルフ

[ゴルフ]年間平均グロス89.9以下達成 (北京ゴルフクラブ(北京高爾夫倶楽部))

死ぬまでやること100 No.44「年間平均グロス89.9以下」達成 とはいっても今年は、今回を含めて3回のみのプレー(これから氷点下になる北京はオフシーズン突入)。一回目二回目はゴーソン(パー73)で89と90、そして今回はジュンギで88...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記17]ソガコフェのホテル ~マラリア対策

この日の宿泊は、ソガコフェのE氏の自宅から5分にあるホテル。私がマラリアの媒介の蚊を気にしていることを知っているE氏、ボルタ川から離れたオープンしたばかりのWillago Lodgeを予約しておいてくれた。エグゼプティブルーム一泊90ガーナ...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記16]ジョロフライス ~体重五割増

ガーナ(アディドメ周辺)の代表料理は以下の通り: 難易度低 ジョロフライス ライスを炒めた後に煮汁で炊くピラフに似た料理 難易度低 蒸ヤム、揚げヤム ヤムイモを蒸したり、揚げたもの 難易度低 ガリ キャッサバの粉。朝食用。 難易度低 プラン...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記15]スタービール ~この瞬間を待っていた

私はビールに関してはチャレンジをしない。せっかくの料理がビールで台無しになる経験を何度かしたからだ。シドニー駐在時代の定番はVictria BItter、中国に赴任してからは青島ビールか燕京ビール。そしてガーナ時代は、スタービールである。 ...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記14]疾走!ボルタ川 ~キャンペーン開始

上の動画は、Boss Yuichi Hamada号から撮影したものである。手漕ぎカヌーよりも数倍のスピードで移動ができる。撮影時は中古のエンジンであったが、近日中に新品のヤマハのエンジンにアップグレードされ、更なる高速移動が可能になる。 こ...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記13]ボートプロジェクト ~ゴルフクラブがエンジンに化けた

協力隊時代、運動不足解消のためカヌーを購入/建造した。300US$位だったと思う。週末の午後、穏やかなボルタ川でゆっくりカヌーを漕ぎながら風を感じると何とも言えない穏やかな気持ちになる。 なおアフリカの風土病のマラリアの媒体の蚊の生息地帯は...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記12]テニス部 ~ガーナから教えてもらったもの

二十代の私は子どもとどう向かい合えば良いか、サッパリ分からなかった。ストレートに表現すると子供は苦手であった。 アディドメ村に赴任して以来、小さな子供たちから「ボス!」と声をかけれれたり、「美味しいマンゴ―があるから食べてみないか」と家まで...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記11]アディドメの風景 ~風景は変わらないが人は変わった

「ボス!」 協力隊時代、アディドメを歩くと必ず声をかけられていた。「ボス!」と呼ばれる経緯は忘れてしまったが。私のことを知らない村人からは「オブロニ!(外国人)」又は「チャイニーズ!」と呼ばれていた。 何れにしても私(外国人)に対して声をか...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記10]住んでいた長屋 ~蘇る思いで

住んでいた長屋の同居人は、E氏、某氏の二番目の奥さん、そして時々やってくる長屋のオーナーの知り合い。各人の部屋と共有のキッチン・ダイニング・トイレ、今風に言うとシェアハウス。 ガーナでの生活にはプライバシーも何もない。アディドメのメインスト...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記9]校長先生への挨拶 ~緊張と感謝

移動中にスーツ/ネクタイに着替え、いよいよアディドメ高校の現校長先生と副校長先生との面会。今回のガーナ訪問で最も緊張する瞬間である。 私がアディドメ高校を去ってから二度校長先生が代わったとのこと。現校長のG校長は当然私のことを全く知らない。...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記8]TIA(This is Africa) ~帰ってきたぞー

ガーナに降り立った瞬間から、体内GPS、生体コンパス、体内重力センサー等の各機能が「異常値」を示している。懐かしい異常値である。 シドニーに赴任した時(2003年4月)の秋の乾いた空気、北京に赴任した時(2013年7月)の線香の匂いのする空...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記7]再会 ~やはり彼は親友だ

「ボス!」 空港を出た瞬間、懐かしく、そして頼もしい声が聞こえる。そう、E氏だ! この瞬間、私の中でカチっとモードが変わった。中国人スタッフの中で毎日スクランブル状態で業務をこなしていく仕事人としての私、カミさんと家庭で起こる問題を一つ一つ...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記6]ガーナ到着 ~早速の入国トラブル

2016年10月13日11時35分、EK787便、ガーナの首都アクラのコトカ国際空港着。空港に到着するたびに18年前の悪い記憶が蘇る。もう時効なので告白する。 協力隊帰路変更時の事件 1999年1月、協力隊の2年2か月の任期を終えガーナを出...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記5]ガーナーへ! ~20年前に向かって出発

私は気持ちの切り替えは得意な方ではない。要はイジけやすい性格なのだ。 家庭に仕事を持ち込まないために、日本に住んでいた時は多摩川にかかる大きな橋(ガス橋)をゆっくり渡るのが習慣だった。北京に来てからは帰宅時の地下鉄でひたすらキューブをいじる...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記4]準備 ~諸々の問題を乗り越えて

準備したものは以下の通り、とにかくスッタモンダした。 黄熱病予防接種証明(イエローカード) 入国ビザ くるくる会用キューブ、おみやげ 旅行道具 国際送金 航空券 1. 黄熱病予防接種証明(イエローカード) ガーナは、入国に際して黄熱病の予防...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記3]E氏 ~カウンターパート

今回のガーナ再訪の主要な目的はAfrica-Japan.comを再起動させることにある(Africa-Japan.comの詳細については追って詳述する。) Africa-Japan.comのアフリカ側のカウンターパートとしてE氏に依頼した。...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記2]目的 ~やらない後悔

仕事の癖かもしれない。何かやる時に直ぐに「目的」「ゴールイメージ」「仮説」を考えてしまう。 今のご時世「行き当たりばったり」なんてご法度だ。とはいえこれでは計画に沿った効率化は図れても偶然の産物は得られない。もう性分となってしまったから仕方...
ガーナ再訪記

[ガーナ再訪記1]プロローグ ~ガーナに帰ろう

二十代前半、青年海外協力隊に参加した。動機はいろいろある。阪神淡路大震災、深夜特急、エンジニアのキャリアに対する漠然とした不安、脳内で無限再生されているRAMBLING MAN等々。 三か月の派遣前訓練を福島二本松で終え1996年12月から...
ラン

[ラン]北京地下鉄5号線ジョグ

何事をやるにしてもマトリクスを作って、欠落個所を特定し、そこを埋めていかないと気がすまない性格、理系人間の特性だろうか。北京二環状、北京三環状、北京四環状、北京地下鉄1号線とをジョギングコースとしてきたが、何かが足りない。 南北に延びるコー...
北京生活

[北京生活]北京生活で最も豪華なランチ(MioとToshi Yoroizuka Beijing)

旅行をせずに北京にこもると決めた国慶節。一回くらいは贅沢なことをしようということで、自宅から10分のフォーシーズンズホテルにあるイタリアンレストランMioへ。グルメ雑誌で数々の賞を受賞しており、口コミサイトの評判も申し分がない。 しかし! ...
北京生活

[北京生活]スケールが桁違いの蟹島

自宅からタクシー(40元)、路線バス(3元)で行ける蟹島グリーンリゾート。「蟹釣りができる」という情報だけで行ってみてビックリした。なんと敷地面積が220ヘクタール、遊園地や屋外アミューズメント施設がいくつも立ち並び、温泉や屋内ゴーカート、...
北京生活

[北京生活]国慶節の天安門広場のライトアップ

北京で国慶節を過ごす予定の我が家、せっかく北京にいるので国慶節の天安門広場のライトアップを見に行く。タクシーで亮馬橋から前門に向かうが、長安街は大渋滞。途中であきらめて建国門から地下鉄で天安門に向かう。天安門に到着した6時半ころに何かのイベ...
Networking

反省点の多い秋まつり参加、でも参加して良かった!

くるくる会として北京日本倶楽部秋まつりに出店した。くるくる会の仲間にも助けられ、自分としては総じて大成功だったと思うが、良かった点を認識すると同時に、反省すべきところは素直に認めることで次回以降のイベントにも生かせるということで備忘録。 良...
北京生活

[北京生活]北京日本人学校運動会

秋空の快晴の下、北京日本人学校運動会。最終種目のリレー(小学校の部)で学年代表に選ばれ、且つアンカーでゴールテープを切った長男、カンフーキッズ2016で演舞しきった次男。 清秋真っただ中の息子たちが眩しすぎる。
ゴルフ

[ゴルフ]10か月ぶりのゴルフ(北京乡村高尔夫俱乐部Beijing Country Golf Club)

去年暮れからルービックキューブのやりすぎで左手首が腱鞘炎。若干回復してきたので約10カ月ぶりにコースに戻ってくる(会社コンペ)。左手首へのダメージを抑えるためフルスイングを控えていたのが良かったのかOUT46, IN43の89 (PAR73...
アフリカ

Africa-Japan.com再開!

やっとAfrica-Japan.comを再開。 ガタガタ言わずにさっさと始めれば良かった。中国に住んでいる、アフリカの現状を知らない、時間がない、等々、言い訳は幾らでもある。でも始めなければ何も分からないし、失敗すらできない。今、何もアクシ...