[ガーナ再訪記22]1000人を前にして ~人生で一番輝いた瞬間

いよいよ全校集会。大会堂に集まったのは1000人以上の生徒。協力隊時代の約3倍の生徒数である。

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大会堂に集まった1000人の生徒。

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内職している生徒もおらず、真面目にセレモニーに参加。

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私、G現校長、M元校長

まずはG現校長から「ここにいる生徒が生まれる前のアディドメ高校の日本人教員が中国から来てくれてた。ずっとアディドメ高校の発展を気にかけていたそうだ。なんと素晴らしいことではないか。」との言葉をいただく。

次はM元校長から「アディドメ高校の卒業生の中には、努力して成功した者はたくさんいる。ここにいるE氏もアディドメ高校の生徒だった時は本当に苦労していたが、今は立派な看護師だ。今の努力は必ず報われる。」と今の生徒を鼓舞されていた。生徒の将来を案じ、力強いメッセージを生徒に送る姿は昔と変わらない。横で聞いていたE氏は泣きそうになっていた。

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1000人を前にしてスピーチをさせていただく、1000人を前にして歌を歌ったことは後にも先にも人生でこの一回だけだろう。

次は私の番。1000人以上の生徒(聴衆)を前にしてスピーチする機会は滅多にない。まずは、つたないエベ語で挨拶する。

ンディー(こんにちは)
エフォア(お元気ですか?)
ニャンコニェ浜田祐一(私は浜田祐一です)

つかみはOKだ。

協力隊時代の生徒たちの様子とその生徒たちの今の活躍ぶり(海外で働いたり、大学の要職についたり)を紹介する。最後に以下の言葉と歌で締めくくった。

18年前ガーナを離れて以来、日本や海外で生活の場面、家庭の場面、仕事の場面で、いろいろと困難なことがあった。そういう時は必ず、この歌を口ずさんだ。

♪ Heil Great Adisec, we uphold your great name……… ♪

アディドメ高校の校歌だ。途中から生徒も私に合わせて歌い始めてくれる。全身から鳥肌が立つ。腸閉塞で入院した時、周囲から理解が得られず孤立した時、仕事でミスった時、ずっとこの校歌を口ずさんでいた。

しびれた。生きてて良かった。人生で一番輝いていた瞬間だったかもしれない。

最後に、アディドメ高校は新校舎を建設しているとのことで、そのセメント購入費用の一部として寄付させていただく。

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寄付のセレモニー

アディドメ高校を去ってから18年たっても、温かく迎えてくれる職員・先生方や生徒。アディドメ高校、最高!

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全校生徒は人数が多すぎるということで、サイエンスクラスの生徒との記念撮影。

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我々の輝ける将来に!

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