[ガーナ再訪記46]Africa-Japan.com(4) ~ビジネスコンテスト大賞受賞とメディア取材

SEO対策以来、受注数は急増しリピーターも現れ始めた。複数案件を一括で受注するという大型取引もあった。英文添削事業、気持ちも身体もトップギアに入れて事業拡大に全力投球!

1.     学生ビジネスコンテスト大賞受賞

青年海外協力隊の活動は「無償の奉仕」ではない。協力隊の活動後の社会復帰のために無職で参加した者に対して協力隊活動期間に毎月10万円弱が国内に積み立てられていく。この国内積立金240万円はレンタルサーバー代やガーナとの通信費、情報交換のための会合(飲み会)・セミナー等に利用させてもらっていたが、バイトもせずに事業に集中していたため、みるみる無くなっていった。

少しでも出費を抑えるため、自炊するときは近くのスーパーで買ったマトンの醤油漬けとハングル語が書かれたソーメンばかり食べていた。

この年、日刊工業新聞社が主催する第一回キャンパスビジネスグランプリが開催された。大賞賞金はなんと100万円である。

この募集を見た瞬間、「絶対に大賞がとれる」との根拠のない自信があった。

募集を見たその日に、事業プランを含めた全ての書類をそろえて応募したと記憶している。それほど、事業のことで頭の中が一杯であった。

そして大賞を獲得することが出来た。

今にして思えば、いくつもの偶然が重なって大賞がとることが出来たのではないかと思う。起業のノウハウを知らない他の応募者にとってはアイデアの具体性や事業性を応募用紙に表現するのは困難だった考える。実際に事業をしていた私に一日の長があったわけだ。また第一回ということで競争率も高くなかったと思う。

この賞金100万円は助かった。食卓のマトンがある時期だけ牛肉に代わっていた。

この時初めて、こういう賞金にも贈与税10%がかかることを知った。

2.     メディア取材

ドットコムバブルの中、英文添削サービスはいくつかのメディアに取り上げられた。

1. ラジオ放送

1999年9月13日(月)、東京のラジオ局J-waveのTokyo Todayに出演し、英文添削サービスを紹介させていただいた。インタビュー形式の約5分間、放送の内容は:

  • 事業にいたった理由
  • ガーナ人の英語力
  • 採算性
  • 将来の展開

生まれて初めての生放送での出演。緊張するというよりも、自分の肉声が直接何千人もの人に届くことに興奮を覚えていた。

2. 新聞

共同通信社の方から取材を受けたほか、複数の新聞に記事を掲載していただいた。

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京都新聞(1999/08/10)、解像度を落としています

日刊工業新聞(2000/01/28)、解像度を落としています

日刊工業新聞(2000/01/28)、解像度を落としています

3. 雑誌

雑誌にも掲載していただく。

雑誌「SOHOコンピューティング」Cybiz社、解像度を落としています

雑誌「SOHOコンピューティング」Cybiz社、解像度を落としています

メディアに掲載されるたびに、ホームページへのアクセス数は伸び、自ずと発注数も増えていった。

3.怖いものなど何もない

圧倒的な価格競争力を備えたビジネスモデル。ガーナの英語教員にも収入の機会を提供するという大義名分もある。世間も認めてくれている。自分のやっていることは正しい。

万能感にあふれ、自分は特別だと本気で考えていた。何のためらいもなく野心家を気取っていた。

怖いものなど存在しなかった。

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