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[オーディオブック] Born to Runを聴いて、マラソン途中棄権を反省する

土曜日, 12月 26th, 2009

先週の日曜日に参加した月例川崎マラソン(10km)で途中棄権した。元々ランニングフォームが悪いせいか、大会の前から両ひざ、両すね、の少なくとも一か所に痛みを感じながら走っていた。今回の途中棄権は、その痛みが耐えられるレベルを超えていたのが原因であった。

現状打破のために、今年、アメリカで長距離走の考え方に新風を巻き起こしたとしてベストセラーになったBorn to Runを聴く。

Born to Run:  A Hidden Tribe, Superathletes, and the Greatest Race the World Has Never Seen Unabridged (audible.com)
By Christopher McDougall
Narrated by Fred Sanders
$19.58
11 hrs and 9 mins

メキシコの渓谷に住むタラウマラ族(Tarahumara)、何十マイルもの険しい道を、驚くべきスピードで休むことなく、しかもサンダルで走り続けることができる技術を持つ。タラウマラ族の伝説のランナーであるカバイオ・ブランコ(Caballo Blanco)を中心に彼らの驚くべき走力とともにメンタリティや世界観も描写するノンフィクション。

また同時に現代のジョギングの商業化を激しく批判。

  • 大学の実験でよれば、どんなジョギングシューズよりも裸足で走った方が怪我しない
  • また、同様に新しいジョギングシューズよりも古いジョギングシューズの方が怪我をする可能性は低い
  • ソールが柔らかい方が衝撃を吸収して怪我をする可能性は低くなるというのは化学的に根拠がない
  • 「半年おきに新しいシューズを買い替えなければならない」とはNikeのマーケティングの妙
  • 骨格、筋肉の付き方、発汗システム、内臓が固定されている点、呼吸のタイミング、などを精査すると、人間の身体機構は哺乳類の中で最も長距離走向き。
  • そもそも、人間は裸足で生活するようにデザインされているのだから、ジョギングシューズを履くことは、人間の環境適応機能の発達を阻害して、怪我を誘発している。

怪我で苦しむジョギング愛好者には興味深い話が満載である。残念なことに、日本語訳は未だ出版されていないようである。

 このBorn to Runと金哲彦のランニングメソッドに感化されて、この週末にLSD(Long Slow Distance)を実践。土曜日と日曜日、それぞれ21kmを走る。驚いたことに全く筋肉痛はない。なんとなくジョギング中の怪我の問題に光明が差した週末であった。

マラソン大会途中棄権の後に聴く度:★★★★★
トルティーヤが食べたくなる度:★★★
高価なジョギングシューズを買ってしまって後悔する度:★★★★

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