[オーディオブック] 「Who moved my cheese?」を聴いて、評論家になっている自分を反省する

往年のベストセラー「チーズはどこに消えた?」は、二匹のmiceと二人のLittle PeopleによるCheese station(チーズ庫?)をめぐる考え方・行動の仕方を対比することで、以下のメッセージを読者に伝えている。(iTuneへのリンクWho Moved My Cheese? an Amazing Way to Deal With Change In Your Work and In Your Life (Unabridged)

「現状に固執して変化することを恐れていると、いずれは滅びる」

真っ当な見解である。望む、望まないに関わらず、日々刻々変化する周囲の環境に対応するには自分自身が変わらなければならない。人生は短い。躊躇している暇はない。

しかし、だ。当然、リスクは考えなくてはならない。作中に登場する二匹のmiceのように大きな大海でチャレンジしている人をたくさん見てきた。

  • 会社を辞めて青年海外協力隊に参加したサラリーマン
  • 就職せずに起業した学生起業家
  • 日本の大学を中退して渡航したワーキングホリデーメーカー

以上のように表現をすると、無計画でリスクを考えない人たちのように聞こえる。しかし、彼ら・彼女らの多くは、自己の人生について真剣に考えることを放棄せず、「まわりに同調しよう」という安易で無計画な選択肢を選ばなかった人たちである。

何事も、バランスが大事ではあるが。

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