先週末、家族でドライブ中にFMラジオを聴きながら、長い間の疑問について考えてみた。
【考察1】 週末の午後にFMラジオでやっている邦楽・洋楽を含むヒットチャート、上位の約半数は洋楽である。「洋楽より邦楽のほうが好き」などの個人の趣向はあるにせよ、洋楽が上位を占める割合は大きすぎると考える。
J-Wave Tokio Hot 100 Chart
FM802 Osakan Hot 100 Chart
→ 日本人は歌詞をきちんと理解しないまま、洋楽を楽しんでいるのだろうか?
(私は8年弱英語圏で生活した経験がある。音楽のセンスはないにしろ、スラングが散りばめられ、また文化的なコンテクストを反映した洋楽(英語)を完璧に聴きとることは不可能。多分、一生無理。)
仮説1:メロディーを楽しみんでいるのであり、歌詞は重要視していない。
→ そうとすると、非英語の洋楽が流行らないのは何故?(【考察2】へ続く)
仮説2:ラジオ局によるチャート操作。邦楽だけでは毎週ダイナミックに変化しないチャートを洋楽を加えることにより活性化させる。また、欧米崇拝主義にも合致。
【考察2】 なぜ、英語の洋楽だけが流行るのか。中世・近世、音楽の世界で偉人を輩出したオーストリアやドイツ、イタリアの音楽がヒットチャートに載らないのか。
仮説4:少なくとも中学生時代に英語教育を受けているため、十分でないにしても英語に触れてきた。その分、まったく理解できないドイツ語や中国語よりもとっつきやすい(または理解した気になれる)。
仮説5:日本国内で洋楽を調達するエージェントが英語圏ばかり注目していて、非英語圏に関心が向いていない。
【結論】
- 謎は謎のままである。
- 個人的には、週末の午後に邦楽だけのヒットチャート(昔のベストテンみたいな番組)をFM局でやってもらえると、進んで拝聴するのだが。
コメント
逆のこと言ってるよ
http://news.ameba.jp/weblog/2009/12/51021.html