[Audiobook] 理解できる作品が良い作品という評価基準(村上春樹著 After the quake)

理解できる作品が良い作品

自分の中での村上作品の評価基準である。荒唐無稽な背景設定であるか否かに関わらず、登場人物の考え方が自分の想像の範囲内であり、かつストーリー展開が自然法則に従っているという安心感があれば、「この村上作品は良い」という評価になる。After the Quakeは、6つのショートストーリにより構成されているが、上記の表記基準で評価すると以下のようになる。

[高評価] Super-Frog Saves Tokyo, Honey Pie
[低評価] UFO in Kushiro, Landscape with Flatiron, All God’s Children Can Dance, Thailand

Super-Frog Saves Tokyoは、カエルが主人公(人間)と協力してミミズが誘発する地震から東京を守るというストーリー。最初の場面設定さえ納得すれば楽しめる作品。

一方で、Landscap with FlatronやUFO in Kushiroは聴き進めている中で「何かの大事件が発生するだろう」との期待を持っていたが、何も起こらず完結してしまう。置き去り感が酷い。また、登場人物のストイック考え方は理解できない。

結局、自分は村上作品を(文学的に)正しく理解していないのだと思う。「理解できる=良い作品」であれば、子供の国語の教科書を読んでおけば良い。村上作品が、多くの人を魅了している理由を探す努力は続いていく、、、(ライフワークになりそうな予感)

After the Quake UNABRIDGED
by Haruki Murakami
LENGTH 4 hrs and 19 mins
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