日本語教育の勉強を始めると心に決めてから、断片的にではあるが活動を開始した。まだ自分の中で日本語教育への取り組みの体系化がはかれていないので、思いつく項目を列挙する。
1. 自分にとっての日本語教育の必要性の棚卸し
中年からの新たな分野への挑戦、冷静に考えると愚かな時間の使い方かもしれない。この手のことは必要性を明確にし定期的に確認しないと、フェードアウトすることは明らかだ。そこで死ぬまでにやる100リスト135に「四半期ごとに日本語教育の必要性の棚卸し」を加え、日本語教育にかかる棚卸しを定期的に行うこととした。
現時点で考えうる自分にとっての日本語教育の必要性・位置づけは以下の通り:
- 外国人との話題作りの材料
- 中国教科書の音声協力の経験の陳腐化防止
- 日本語の体系的・理論的な理解
- 日本語のウンチク・トリビアの収集
<死ぬまでにやる100リスト>https://goo.gl/iPz2BH
2. ボイストレーニング
北京某放送局の現役アナウンサーに発声のコツを伝授してもらう。
- 喉を下げる(感覚的なもの)
- 肩と喉の力を入れない(そのためにヘソの上に力を入れる)
現役アナウンサーが話している話の内容はすんなりと腑に落ちる。これは「発音」「テンポ」「文章構成」「強弱」「人柄」などの複合的な理由で聞きやすいと思われる。本来であれば生活・仕事をしていくなかで養っていくスキルだとは思われるが、一生のうちに一度くらい学問的に「伝える技術」を修得する機会があった方がよいと思う。
なお北京市内で日本人向けにボイストレーニング(歌唱を除く)をしてくれるトレーナーは未だ見つかっていない。引き続きトレーナー探しを続ける。
3. 日本語教師の客観的指標
日本には「日本語教師」と名乗るための資格や検定の類はないとのことである。また北京で活躍している日本語教師の方々によれば「資格は参考にはされるが絶対的なものではない」とのこと。ただし、その能力を客観的に示すために「大学における日本語教育の単位取得」「日本語教育能力検定試験合格」「新シラバス420時間受講」などがある。自分の悪いクセであるが、この手の「客観的目標」があると時間とお金をかけて獲得したいという欲求が出てくる。とはいえ、私の人生の中でこの資格そのものは無価値に等しいことは明らかである。スキル向上の一手段として教材を参考にさせていただくことはあっても資格取得のために時間は使ってはならない。NotToDOリストに入れた。
<NotToDoリスト>https://goo.gl/ubahrV
<日本語教育能力検定試験合格>http://www.jees.or.jp/jltct/
<新シラバス420時間履修>http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/
4. 日本語教育の機会
- 2017/11/26 北京郵電大学桜蘭会交流会参加
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5. 日本語教育書籍
- 中国人から見た不思議な日本語(莫邦富)
- 日本語と日本語教育‐日本語の文法・文体<上>(宮地裕、他)
- 新版中日交流標準日本語初級<上>(人民教育出版社)
6. 北京における日本語教育関係者によるネットワーク
北京には「日本語教師会」という団体があり、定期的に会合を開催されているとの事。12月は残念ながら参加できないが、2018年に入ってから是非とも参加させていただきたいと思う。
<北京日本語教師会>http://blog.goo.ne.jp/bj215
7. 日本語のウンチク・トリビア
世の中には日本語のウンチクやトリビアをまとめた書籍や資料は沢山あるが、これらをそのまま覚えても自分にとって使い物にならない。自分の時間と集中力を使って整理した情報こそ血となり肉となる。
- 「は」と「が」の違い
- 「すみません」と「ごめんなさい」はどちらが丁寧か?
- 日本語能力検定試験
- 日本語に聞こえる外国語
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