青島といえば、(1)ビールまつり&ビール博物館、(2)無濾過ビール、(3)山東料理。前日万里の長城でくるくる会を開催し深夜に北京に戻って疲れ切った家族と一緒に、早朝から高速鉄道に乗って青島に向かう。
1. 青島ビール博物館(青岛啤酒博览馆)
青島ビール博物館(青岛啤酒博览馆)。テイスティングできるビールの種類によって値段が違う。
ビールの歴史博物館。青島ビールは1903年創立とのこと。
大雨の中、博物館B館に入るための長蛇の列。雨風が酷くなる中、30分以上列に並ぶ。ビールまつりを諦めた人たちがビール博物館に来ていたと思われる。
無濾過ビールのテイスティング。子供たちは、おつまみの豆。人が多すぎ。。。
無濾過ビール(原浆啤酒)。ホップが弱い青島ビールよりもさらにホップが弱く飲みやすい。
ビール工場見学。写真も撮り放題。
博物館のレストランでテイスティング。IPAや白ビールを美味しくいただきました。
子供たちはお土産用の「ビール豆」を買って満足。
3. 青島国際ビールまつり(青岛国际啤酒节)
山東省青島(チンタオ)で一年に一度開催される青島国際ビールまつり(青岛国际啤酒节)。ドイツのオクトーバーフェストに並ぶ巨大イベント。今年は8月4日から27日までとのこと。このイベントの三週間の期間、青島中のホテルの値段が一斉に上がる。
暴風雨のため閑散とした会場。
放置されたビールサーバー。悲しい気分になる。
カールスバーグ館。
ドイツビール館。
ドイツビール館の中。ドイツ感は殆どなし。
ホフブロイ。私には少々スパイシーすぎる。
青島ビールにくまモン登場。
どのパビリオンも大音量の音楽が流れていて、大音量が苦手の私には不向き。子供たちも限界に近かったので早々に退散。長居しようと思うと耳栓が必要。
外は雨。
パビリオンではないレストランで食事&無濾過ビール。炭酸もホップもホドホドが良い最近の私は、日本のビールよりも青島ビールを好んで飲んでいる。ドライな口当たりや風変わりな味のするドラフトビールは苦手だ。無濾過ビールは更に飲みやすい(ホップが弱くドライではない)
シャコ。皮が剥きづらい。
青梗菜の炒め物。
山東料理の海鮮レストランは自分で食材と調理方法を選ぶスタイルらしい。少々難易度が高い。
暴風の中のビールまつり。目的の無濾過ビール&山東料理を食べて早々に退散。
3. その他
北京南駅から青島駅までは4時間40分。幾つかの地域で大雨による被害がでているとのニュースがあったにも関わらず定刻通りの発着。私が知っている限り、中国の高速新幹線で遅延などを見たことがない。「日本の新幹線は時間に正確」というフレーズも「日本/中国の新幹線は時間に正確」となるかもしれない。
雨の青島。交通渋滞が酷い。タクシーの初乗り料金は10元。タクシーに乗るたびに「観光できたの?明日は何するの?一日チャーター、400元で青島中を案内するよ」と言われる。チャーターは楽だが危険感知センサーが反応したので止めておいた。
宿は青島駅そばの紅宇賓館。中国の古いタイプのホテル。微信・支付宝払いができずカード払い。今の中国では珍しい。
部屋から駅のプラットフォームが一望できる部屋!なかなかできない経験。
青島駅とキューブ。
二階建て観光バスで崂山に。
青島の海水浴場。大雨にも関わらず沢山の人が泳いでいる。
崂山の観光案内所。時間がなかったのでハイキングはせず、崂山を下から眺めておしまい。
中山公園のハスのモニュメント。ブツブツ恐怖症の私はちょっと苦手。
孫文蓮。故郷の下関から贈呈されたハスとのこと。
青島地下鉄を利用。現在は3号線(25km)だが、近年中に807kmになるとのこと。青島の地下鉄だけで日本の地下鉄の総延長と同じになるとのこと。。。
帰路につく前に再び無濾過ビール。
アサリと鶏肉の炒め物。アサリの炒め物は代表的な山東料理とのこと。
山東料理の主食の海鮮水餃子。海鮮度合いが強すぎて少々苦手。
レストランに置いていた無濾過ビール。ビニール袋に入れて売ってくれるとのこと。
駅前の賑やかさがイマイチと思っていた青島駅。実は地下に大きな待合室があって人混みは北京や上海と変わらない。
一度やってみたかった高速鉄道でのインスタントラーメン。日本では絶対にできない(そもそもお湯がない)。酒類OKな日本(中国でもOKとのことだが誰も飲んでいない)と、インスタントラーメンOKな中国、ニオイ的にどちらも苦手だ。
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