[ガーナ再訪記37]バイクタクシー ~快適な市民の足

学生時代にバイクに乗っていたこともあり、協力隊でもバイクに乗ることを希望していた。しかし協力隊には業務で必要がない限りバイクや車は貸与されないという規則があり、理数科教師である私には貸与はされなかった。そもそも当時のガーナでバイクは殆ど走っていなかった。

しかし今回の訪問で、街中でやたらとバイクが走っていることに気づく。E氏によれば個人の移動のための自家用バイクはほとんど走っておらず、人を乗せて走るバイクタクシーがほとんどとのこと。アジアでいうリクシャーやトゥクトゥク、中国でいう摩的であろう。ちょっと興味があったので、朝食の後ホテルからE氏の自宅までバイクタクシーで移動する。

なかなか快適である。途中、運転手のニーチャンが「日本のヤマハのバイクは最高だ。だから日本は素晴らしい!」といったことを繰り返していた。この点は昔も今も変わらない。途上国に対するODAで日本ブランドを向上させるのも必要だが、ヤマハやトヨタ、そして某カメラメーカーのような企業による日本ブランド向上も必須だ。こういうことを聞くと、未だ日本という国が世界に対してプレミアを有し、日本人というだけでアドバンテージがあるように思える。

一方で近い将来グローバル化の波に飲み込まれそんな悠長なことも言っていられなくなることは明らかである。その時までに日本人という看板を外しても世界と戦える個人になっておく必要がある。残された時間はそんなにない。

sdr

タクシーバイクでソガコフェの街を駆け抜ける

bty

かなり安全運転。

bdr

ノリノリのドライバーのにぃちゃん。

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