[映画]下関人のソウルムービー、チルソクの夏

七夕を控えたこの時期、Facebook上では下関繋がりの友人の多くが映画「チンソクの夏」を話題にしている。

昭和50年代、地理感覚や時間間隔は今のそれと全く異なるものであった。隣の国の文化を知ろうと思ってもネットでは検索できず周囲の意見(偏見)に頼るしかない時代、メールやSNSがないので文通でしか海外とコミュニケーションがとれない時代、思い返せば不便な時代であったが、その時代はその時代なりの時間の使い方、間の取り方があった。

劇中では下関の映像や名称がでてきて懐かしく思えた。下関出身の山本譲二氏は非常にいい味を出していた。一方で下関弁のクセはかなり控えめにされているように思えた。

懐かしくもあり、すがすがしい映画。見ていてとても安心するし、見終わった後の程よい満足感がとても良い。質の良いドキュメンタリーを見た後のようだ。監督は下関ご出身とのこと。下関人として誇りに思う。